(一社)日本サッカー審判協会(RAJ)の飯田さんに「サッカー×熱中症対策」についてお話を伺いました。
近年、スポーツ中の熱中症事故が増えてきています。
昨年度は、北日本でも最高気温40.0℃を記録したり9月下旬頃まで猛暑日が続いたりと、統計開始以降最も暑かった夏と言われ、全国の熱中症による救急搬送者数も前年の約1.3倍との報告が上がったと聞いています。
最近の夏の暑さは異常で安全に競技を行うのは、協会としてもとても厳しいなと感じています。
選手もレフェリーも サッカーを安全に!
熱中症で倒れないために!
(一社)日本サッカー審判協会会長
飯田淳平さん
2024.5.21
近年、スポーツ中の熱中症事故が増えてきています。
昨年度は、北日本でも最高気温40.0℃を記録したり9月下旬頃まで猛暑日が続いたりと、統計開始以降最も暑かった夏と言われ、全国の熱中症による救急搬送者数も前年の約1.3倍との報告が上がったと聞いています。
最近の夏の暑さは異常で安全に競技を行うのは、協会としてもとても厳しいなと感じています。
そう話すのは、2022年よりRAJ会長を務める飯田淳平さん。飯田さんは、2005年に(公財)日本サッカー協会(JFA)認定1級審判員と登録し、史上12人目となるJ1通算主審200試合も達成するトップ中のトップレフェリーとして活躍している。
実際、過去のアンケート調査でサッカーのレフェリーの3人に1人が熱中症になった事があるという結果もあり、レフェリーも熱中症リスクが大変高く特に主審においては、ゲーム進行を担っているため、水分補給が疎かになることも多く、熱中症になりやすいと言う。
―Jリーグの試合を見ていると レフェリーが熱中症で倒れたシーンを見かけたことがない気がするのですが。
レフェリーと言っても、4級から1級までレベルがあり、3級審判以上になると体力テストもありますし、トップのレフェリーは選手同様にトレーニングを行い、体調管理も非常に気をつけています。
一番心配なのは、85%を占めている4級審判員のみなさんです。4級審判員のみなさんは主として都道府県のレフェリーを行うのですが、その多くがチームの指導者や親御さんがボランティアとしてレフェリーの活動を行っています。
普段は別の仕事をして、土日だけ笛を吹くとなると暑さへの耐性や体力も違います。もちろん試合の強度も違いますがこれだけの暑さなので、いつ熱中症になってもおかしくない状況だと思います。
―RAJとしてどのような熱中症対策を進めているのですか?
基本的にはJFAが設定している熱中症ガイドラインに基づいて対策を講じています。
WBGTに基づいた試合のスケジュールなど細かい指針を実践していますが、例えば、試合中の「1分間の飲水タイム」やベンチに入って休める「3分間のクーリングブレイク」などを選手が行う際、レフェリーも同様に飲水を行うように指導しています。
試合の進行はもちろん大切な事ですが、一生懸命プレーする選手や子供達が楽しくプレーできるようにする事もレフェリーにとって重要です。
選手はもちろんですが、レフェリーをしているお父さんやコーチが熱中症になったら楽しくプレーできないですから、選手の安全を守りながら、自身の安全管理も行っていく事が、これからますます指導者やレフェリーに求められていると思います
安全管理の中でも、グランド上では、水分と塩分の補給がとても大切だし、しっかり摂取する環境と啓発をもっと積極的に行なっていきます。
―RAJとして、O.R.Sタブレットを熱中症対策の推奨品とされたのはなぜですか?
JFAの熱中症ガイドラインに、「審判員(レフェリー)や運営スタッフ用、緊急対応用に、氷・スポーツドリンク・経口補水液を十分に準備する。」というものがあります。
サッカーチームは、多くが移動や遠征を伴います。レフェリーや指導者がチーム人数分、ペットボトルを準備して持っていくのは大変です。
O.R.Sはタブレットタイプなので、携帯性と手軽に使用できることに、とても魅力を感じています。知り合いのレフェリーの方々と話しをすると便利だよね!という声が多いですね。
また、O.R.Sはとても飲みやすくて美味しいのもおすすめしたい理由です。
―飯田さん個人としては、ORSを使ってみてどうですか?
選手同様にカラダを動かすと痰が出やすくなるのですが、スポーツドリンクを飲んでしまうと口の中がベタベタしてしまうので、お茶や水を飲んでしまう方が多いのですが、塩分が足りなくなってしまいます。ORSは塩分もしっかり補給できるのに味がスッキリしていて、ともかく美味しく飲み続けられます!
1粒をペットボトル半分くらいの250mLの水に溶かすのが良い感じです。
ハームタイムや飲水タイムなど、溶かす時間が無い時なんかは、タブレットを直接食べて、噛みながら水を飲んだりするのも、オススメです。
余談ですが、ゴク・ゴク・ゴクと「9回ゴックン」すると約250m Lの補給ができます。
―O.R.Sは、低浸透圧設計でカラダに素早く水分と塩分を吸収することができます。
O.R.Sは吸収が速いのも特徴でしたよね。確かにスッとカラダに入っていく感じでいつもよりカラダの感覚が良いと感じています。
―もう一つ熱中症対策にオススメな利点がありまして、カラダに長く水分と塩分をキープできるので、運動前にO.R.Sを摂取すると水分不足になりにくい特徴があります。
それは、とても良いですね。熱中症になりにくくなるのですね!
レフェリーは、水分補給のタイミングが制限される事もありますし、集中するあまり補給を忘れてしまうので、O.R.Sの体への水分保持力が高いという点は、選手はもちろんレフェリーにとっても大変メリットがあるものと思います。
―飯田さんのおすすめのフレーバーを聞かせてください。
今のところは、オレンジ味がとても好きです。
試合前や試合後に飲む時は、イチゴがお気に入りです。
少し甘みを感じて疲れた体にしみます。
O.R.Sは経口補水液もスポーツドリンクも作る事ができ体調に併せて使用する事ができて タブレットだから、食べて使用できるのも、レフェリーにとってもありがたいです。
安全に怪我なくスポーツをしていく上でも是非多くの方に、O.R.Sタブレットを使用していただきたいのでRAJからからも、是非、お勧めしていきます。
本日はありがとう御座いました。